アイデアはあるんだけど、どこに頼んでいいかわからない・・・

何をどうやって作っていいかわからない?そもそも説明できる?

作った物のブラッシュアップの相談をしたい

いきなり製造メーカーに電話できますか?勇気を出してハードルを越えたとしても、話すらほとんど聞いてもらえない。

試作とは「無いものを試しに作ってみる」ということ。新しいモノを作るスペシャリストである山内工業が少しでもお手伝いできて、それが世の中に出回るなら面白いのではないだろうか?そんな発想から新しい取り組みをはじめます。

それは、スタートアップの企業様、異業種の企業様、個人的にモノを作りたい方など、様々な方と共に新しいモノづくりに取り組もう!県内と言わず各地の方々とも何か面白いモノづくりをしてみよう!という取り組みです。

どう作ったらいいか解らないなら、私たちと一緒に考えてみましょう。図面なんて無くたって大丈夫!
どう作れるかモノの形が想像できていないなら、何がしたいか?から私たちができる範疇のご提案を致します。

ご依頼から完成まで

1. ご依頼

直接的なご依頼(図面・お見積り)、検討段階からのご依頼(製作・相談案件)、モノづくりの相談など

2. 検討

ご依頼品の製作方法の検討
利点欠点などを踏まえて実現可能な製作方法を提案

3. 製作

ご依頼品を製作
(熱処理、表面処理なども合わせて弊社で管理)必要に応じて設計・製図を行います。

4. 完成

完成品を検査・確認等して出荷

製造メーカーに相談する前に知っておきたい大切なこと

まずはその会社が何を作っているのか知っておく必要があります。試作品作りに対応してくれるか、対応してくれないか。
また、どのような材質を取扱っている会社で、どんな加工法で製品を仕上げる会社なのか。目的の製品づくりのノウハウを持っているかなど・・・普通わからないです。そもそも説明されても解らないのが普通です。製造メーカーの使う通常用語を聞いているだけで専門的な話しをされているようにすら感じてしまうのではないでしょうか。

基本的に試作品に対応するという事は、大きく分けてAとBの2つの意味があります。

A 試しに今回だけ作ってみる現品限りの試作対応
B 先に量産を見込んで、しっかりとその製品が製作できるか確認する意味の試作対応

多くの製造メーカーは試作に対応してくれますか?と聞けば「はい!」と答えてくれると思います。ですが多くの場合、Bが多いです。そして Aの対応をするのは弊社のような試作を専門的に取扱っている会社になります。「はい!」と言うメーカーも実際は試作専門メーカーへ依頼する場合が多いです。
さらにここで考えなくてはならない大事な事があります。今回だけではなく、今後どれくらいの数か不明確だけど、ある程度の数も作っていきたいと考えている場合、どのような会社に頼めば良いかということです。

正解は単品から中量の生産に対応もしていて、試作をメインに取り扱っているメーカーに頼むことです。その理由は、ものづくりへの造詣が深く量産への流れも、単品製作もどちらのことも理解している可能性が高いからです。

多くの製造メーカーから、そんな会社を自力で見つけるって大変ですよね。

モノづくりのヒント!ご依頼前に考えてあったらいいな♪という事

・製品の使用イメージ ・明確なターゲット ・製作の目的 ・具体的なニーズ(市場やご自身の)

山内工業ってどんな会社?

私たちが扱う加工技術は「切削加工技術」です。鉄やアルミなどの金属や、樹脂などを素材として削ったり研磨したりすることで部品の形状を製作する技術です。
切削加工における精度は日本の基本的な規格であるJIS(日本工業規格)では、弊社の取り扱うような小型製品においては通常でおよそ「1ミリの十分の1か2」の高度な精度に作るように規定されています。
ですが、私たち山内工業では少し違います。私たちに求められるのは「1ミリの百分の1」の単位の精度が多く「1ミリの千分の1」つまりµ「ミクロン」の単位で精度が要求されるものも少なくありません。
これらの精度は、各材質や加工の特徴を熟知していないと実現できません。そのせいなのか試作メーカーでも加工できる材質が「この材質だけ!」と、決まっている事も多いです。

私たちは過去現在にわたり、多種多様な材質に対して試作品を製作してきました。そのため、加工できる材質の範囲が広いというのも特徴です。鉄、アルミに限らず ステンレス、チタン、高速度鋼、高硬度鋼、銅や真鍮、樹脂に至るまで、それぞれの特性やできる事をしっかりと理解しています。

弊社に色々な依頼や相談が持ち込まれるのはなぜか?
どんなものを、どう作れば良いかをよく知っていて、まずどう作ればできる?から考えるからです。当たり前のことに感じますが、できる事が限られている為に「どこができないか」から考えてしまいがちになります。
「相談者が何を作りたいのか?」「製品に何を求めているのか?」に真摯に向き合い、知り得るなかで最善の方法をご提案する、そのためなら、自分の会社だけで製品を製作することすら拘っていないのです。この仕事に向き合う姿勢を評価頂き、結果として多くの相談が日々持ち込まれています。

Point

  • 試作加工を主に扱って40年の実績があり、ものづくりのノウハウを持っている
  • 色々な種類の試作品を製作してきたことにより、各素材に対しての知識が豊富
  • 多種多様な要望に対応してきたので、製品に応じた作り方に造詣が深い
  • 試作から量産への橋渡しも数多く経験してきたことにより、量産の場合の作り方、単品の場合の作り方の違いを十分に理解していて試作の段階から量産を見据えたアドバイスができる
  • 単品1個から数百個まで製作が可能
  • 最良な方法への提案力がある

弊社が工場を構える静岡県西部地区は、まさにモノづくりの地域です。
みなさんが知っているような大手自動車メーカー、オートバイメーカー各社が本社や製造工場を置き、多種多様なモノづくりの会社が存在する地域です。「やらまいか!」 = 「やってみようよ!」の精神が根付く地域でもあります。
「さあ!やらまいか」と一歩を踏み出すお手伝いが私たちにできればと思い日々活動しております。

おもな製品例とご相談事例

・輸送機器関連部品(4輪車・2輪車)・船外機部品・航空宇宙関連部品(飛行機、ヘリコプター、ロケットなど)
・治工具関係 ・重機関連部品 ・ロボット関連部品・搬送機関連部品 ・光学機器関連部品 
・生活用品関連部品(ベット、ドアなど) ・家電関連部品・義手、義足関連部品 ・釣り関連部品 
・生活雑貨関連部品 ・楽器関連部品 ・製造機械関連部品 ・自転車部品など

弊社に頂いた実際の相談の事例とモノづくりのヒントとなるコラムです。今後もご紹介できる事例・コラムを随時追加していきます。ぜひご覧下さい。

飛沫防止パーテーション【ペタル】

ご相談のきっかけ 何処にもない飛沫防止パーテーションを作りたい、製品の外観デザインはおよそ出来上がっているが、その実現のための固定具の機能を相談したい。固定具をどこに頼めば作れるのか・・・とういう相談から始まりました。 […]

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大手バイクメーカー様からのご相談

ご相談のきっかけ 大手バイクメーカー・技術担当者様からの相談を購買担当者さんが弊社に持込み ご相談内容 曲がった先にある開閉弁(特殊形状のはめ合わせ)をレスポンス良く開け閉めしたいが、既存の製品では構造的に微調整が出来な […]

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大手電装メーカー様からのご相談

ご相談のきっかけ 大手電装メーカー・試作担当者様が現場サイドからの相談を弊社に持込み ご相談内容 はんだ付け槽の中の治具を取り付けているネジを浴槽内で落とさずに締めたり外したりしたい!ただし磁石 を使いたくない、市販品を […]

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過去のご相談の事例はこちらから >>

よくあるご質問

弊社に寄せられるご質問とその回答をご紹介。

どのような材質の加工が出来ますか?

多様な材質に対応させていただいております。
鉄、アルミ、ステンレス、樹脂、真鍮、銅、チタンなど
カーボングラファイトや、マグネシウム合金はお取り扱いがありません。
詳細は「弊社の対応材質一覧」をご覧下さい。

何個から対応してもらえますか?多くはどれくらいの数量が出来ますか?

1個から対応しております。
製品の内容によりますが多くは数百個、中には1,000個単位の製品に対応している場合もございます。

どんな加工方法なのですか?

弊社の主な加工は、切削加工となっております。
ですが、数々の試作品に携わる中で培われたネットワークにより、板金溶接、電極加工、プレス加工、熱処理、表面処理、電気機器関連などのご相談にも応じております。

大きさはどれくらいのものが出来ますか?

基本的には小型の製品を主として取り扱っております。
直径100㎜以下の円形状の製品、対角100角以下の多角形状の部品となりますが、それ以上の製品に関するご相談も内容によって他試作メーカーなどのご協力で製作できることもありますので一度、形状等を含めご連絡下さい。

精度はどのくらいまで出せますか?

素材や加工法にもよりますが基本的に±0.02くらいであれば精度を出せます。
内容次第でより高精度な加工も可能です。
研磨であれば±0.003の精度保証、条件次第で公差ジャスト±0.001以内狙い等も可能です。

お願いすると、いくら位かかりますか?(価格について)

必要な内容によってかかる金額は様々ですが、大きな要因は依頼数ではないでしょうか?
同じ段取りを行って加工をするのですが、1個であればその1個に全ての初期費用がかかり、100個であればその初期費用が100個で割れるという事になります。リピートであってもその条件は変わりません。一度お見積り依頼いただければその製品を何個 作る場合で金額を提示させていただきますので、まずはお見積りのご依頼をお願い致します。

お支払い方法は?

銀行振り込み、現金支払いどちらにも対応しております。

相談にお金はかかりますか?

簡単なご相談やご質問に費用は掛かりません。
製造に関するアドバイスや、図面の作成、弊社による設計などはボリュームにより費用を頂く場合もございますが、その際は必ず事前にその旨をお伝えいたしますので、まずは、安心してご相談ください。


  1. 事業紹介

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